弊社は、基本的に旅館やホテル、病院、介護施設と言った業務用として使われる繊維製品の製造・販売を行っております。

浴衣の出荷

業務用の製品は、到着後にすぐに水洗いされてお客様へいつ出しても良いよう準備されるか、リネン室など保管場所で保管されます。
なので一般販売される商品のように、1つずつ梱包されておりません。
すぐに洗濯できるように、またはすぐに保管できるように、はだかのままか紐で束ねられているかの状態です。発送の際には、そのような状態で箱に入っているか、包装紙で梱包されているかの状態です。

またすぐに箱から出して処理されるため、一般的な製品ですと箱にもこだわり自社名など入っていたりするのですが、業務用の場合はけっこうありあわせの箱で済ませることが多いようです。実際に現場での扱いを見ていると、到着後はすぐに箱を壊し中身を洗濯機に入れるか、箱ごと倉庫に転がして入れるか。思いの外ぞんざいな扱いに驚いた覚えがあります。

布団カバー 出荷

もちろん、箱には中身の商品名、数量を明記するのが必須。
できれば、一面だけでなく二面に筆記するのがベストです。二面に記載があれば、重ねて保管した場合でも中身がわかりますので。

この梱包形態については、実は洗濯工場で業務用の製品の受取り、すぐに洗濯といった作業を経験したことがあるのですが、その時にきれいなしっかりとした箱で到着した製品は、逆に厄介で邪魔で急いでいる時にはとても迷惑に感じた思い出があります。

ところで弊社は業務用の製品だけではなく、様々な業種の方からの依頼を受けオリジナル製品を作って納めさせていただいております。
その際、業務用繊維業界=まとめて紐でくくって一度に梱包 の感覚で出荷すると、業務用以外の業界=一つずつ袋に入っている、が当たり前だったりしますのでクレームになる可能性があったりします。

なので見積もりを出す際には、必ず確認する必要があったりします。
当然一枚ずつ袋入れするには、別途の料金と時間がかかります。たたみ直して袋に入れる、これは全て人間が手作業で行います。色々な商品が有りますので、機械には出来ない作業となりますので。

業務用での発送と、一枚ずつの梱包発送の価格が異なることは、お見積の際にもご了承ください。