友人に案内をしてもらい、東京の着物の古着や呉服屋を回ってきました。
やはり東京は流行の中心で、浜松に居るだけではわからないことがたくさん有ります。
また江戸文化も色濃く残っていて、色々と勉強になります。

浅草の古着屋、呉服屋を回った後に行ったのが、原宿ラフォーレで開催している着物の展示。
初めての原宿~♪、と浮かれながら地下鉄から上がると、そこには着物の古着を販売している露天商。
これはこれで大変おもしろく、色々とあさっていたのですが、本命はラフォーレの着物の展示。

会場に近づくにつれて着物を着ている人が増えていきます。
着物と言っても、訪問着とか昔からのとか言ったよく言う「着物」ではなく、ゴスロリ風とかパンクといった感じの、とにかく目を引くものばかり。
販売会場に着くと、うん、派手派手すごいかわいい、初めて見るような着物ばかり。

 

ラフォーレ原宿 着物

 

素材はポリエステルとか、木綿とか。
デザイン優先なのでこれは仕方ありません。
でも、この素材の風合いを活かしたデザインは、さすが東京のファッションデザイナーが作ったものです。

 

ラフォーレ原宿 着物 ラフォーレ原宿 着物

 

見ていて気が付きました。

洋服でも、フォーマルもあればアメカジもあり、もちろんゴスロリとかヘビメタ・パンクなどなど色々あります。
なので着物だって、洋服と同じようにいろいろあってもおかしくありません。
ただ現代では着物人口が少なかったので、色々な着物を目にしなかっただけ。
最近、若い人で着物を着る人が増えてきましたので、こうゆうジャンルの着物が出てきたんだな、と。

 

ラフォーレ原宿 着物

 

こうゆう着物を見て目尻を上げる人もいるかもしれませんが、洋服だって「スーツ以外は認めませんッ」と言ったらおかしいのと同じように、着物だって訪問着以外の着物があっても良いと思います。

もちろん、TPOは大切で、TPOを守ることが前提ですが(これも洋服と同じで)

今回の東京は、目の覚めるようなとても良い経験でした。
ホント、着物は奥が深くて面白いです。